Dark Jackalさんのサイトからスキャン画像いただきました。
リチャードが、トーリン・オーケンシールドの役作りについて語っている部分は、すでにご紹介したことのある内容で、マクベスやヘンリー5世のようなシェイクスピア劇からインスピレーションを得たということ、トーリンが前半ではヒーローとしてとして描かれなければいけないのは、その高みから映画の後半で墜ちていくわけだから、ということ。
初めて聞く話としては、なぜトーリンはあのように怒りをいつもたぎらせているのか、という質問に対して、不当な扱いを受けていて憤怒に駆られる理由をいろいろ抱えている複雑なキャラクターであること。そして、トーリンは常に戦っている、リチャードも第三部の映画での戦いの場面(五軍の戦いでしょうか)で今まで経験したことがないほどの怒りをたぎらせて剣を振るって戦ったのだが、そこまで激しい怒りをもって戦っていると、普段は穏やかな自分がいつも怒っていることに気付いたのだそうです!
おお!すごい迫力なんでしょうね、リチャードの戦いぶり!
6フィート2インチの身長があるのにドワーフ役を演じることについては、ああ、一体何度同じ質問に答えなくてはいけないのか、気の毒です、つくづく。でも、ドワーフの大きさについては、映画で時々スケールがおかしい(ドワーフが小さすぎる)という話もあって、と言っていますが、これ、うなずけます。だって、裂け谷で月光文字を読む場面、エルロンドと比べて、トーリン、小さすぎたですもの!
ピーター・ジャクソンたちに関しては、常に脚本を書き直し、書き直し、もう撮影が終わってもまだ書き足し、それを検討・発展させつづけているという、その姿勢が好きだと言っています。
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